大学講義
大学ゼミナール
研究内容
大学講義
Lecture
情報戦略

情報技術の進展は、今日の企業活動や社会に大きな影響を与えています。この講義では、企業経営の視点からみた情報技術のあり方、つまり情報戦略について学んでいきます。
情報戦略の基礎的なことを習得するだけではなく、新聞などで話題になっている革新的な企業経営の事例についても理解できるような、応用力を育んでいくことをねらいとします。授業中のワークを通して、皆さんの手と頭を積極的に使ってもらいたいと思っています。
シラバス情報
▼ 授業の計画 ▼
授業の序盤では、コンピュータとインターネットの仕組みについて、その概論を説明します。その上で、情報技術を使った経営とはどのようなものか、従来と何が変わったのか、という点について、理論と事例をあわせて説明していきます。このあたりは、「経営情報論」「経営情報システム」といった名前の教科書で扱われてきた、比較的歴史のある分野です(図書館で本を検索してみてください)。
授業の後半では、現代的なトピックスである、Eビジネスとコンテンツ産業(映像・音楽・ゲームなど)の戦略について説明します。これらの産業は刻々と変化しており、研究が途上の分野であるので、まとまった教科書などがまだ整備されていない状況です。また、一つの経営手法のみを深く説明しても、2・3年後には企業環境が大きく変化してしまい、実用的ではなくなってしまうという問題もあります。そこで、授業では、なるべく多くのトピックスを扱っていくつもりです。情報戦略・情報化社会の全体像について授業を通してなんらかのイメージを持ってもらいたいと思っています。皆さんが卒業した後ではまた状況は変わっているかもしれませんから、「考え方」「モノの見方」ということを最低限伝えたいと思います。
深く勉強したい人のために参考書などを授業中に紹介し、個別の質問を受け付けますので、意欲的な学生は授業内容を手がかりに自習(復習)をしてください。
1~2 イントロダクション:コンピュータとインターネットの仕組み
3~7 企業経営と情報ネットワーク:歴史から現代まで
8~11 Eビジネスとコンテンツ産業
12~15 情報化社会の展望・カレントトピックス
回数は予定なので、若干前後にずれる可能性があります。
情報戦略は刻々と変化しているので、過年度の授業内容と異なる点が比較的多い授業です。
▼ 授業の方法 ▼
前半に講義を行った後に、毎回ワーク(ミニレポート)を出します。後半ワーク時間ではインターネット等を使って作業をしてもらい、授業終了時間に提出をします。
過年度では大教室の講義形式でしたが、2009年度からは中規模教室(PCルーム)にて実施します。よりインタラクティブにきめ細かく指導したいと思い、授業方法と成績評価方法を大幅に変更していますので、注意してください。
▼ 成績評価の方法 ▼
出席と授業中に提出するワークで評価します。期末テストはありません。
但し、ワークは授業に参加していないと提出できません。
出席点とワーク評価点をあわせて6割に達することが、単位認定に必要です。
目安としては、最低7割位は出席できるようにしてください。
答えが一つ決まるような問題を出しているわけではないので、ワークの内容に個人差があっても特に点が悪くなることはありません。但し、ワークで提出したものが劣っている(字数が大幅に足りない、題意に答えていない等)場合には、減点をします。また、ワークが優れている場合(論理的で説得力がある、非常に頑張って調べている等)、プラス点をつけます。
欠席した場合には、授業プリントを6号館Boxに置いておくので取りにいってください。欠席した回のワークの提出はできません。但し、長期欠席届を出した場合には考慮しますので、申し出てください。
▼ 必要な予備知識/先修科目/関連科目 ▼
競争戦略(1)or(2)、情報科学1を既に履修していることが望まれます。
意欲的な学生に合わせたレベルで、応用的な授業になります。
▼ テキスト ▼
適宜印刷物を配布するので、教科書は必要なし。
▼ 参考書 ▼
例えば下記の本など、授業で扱った内容に応じて適宜参考書を紹介します。授業を聞いて興味をもったトピックスについて、より深く勉強したい人は、本を手にとって見てください。
『インターネット総論』、小林浩・江崎浩、共立出版株式会社、3400円、
ISBN 4-320-12039-6
『人はなぜ形のないものを買うのか』野島美保、NTT出版、2800円、
ISBN978-4-7571-2223-9